|
|
車が高価
ミャンマーでは、車はとても高価なものです。高い関税、車輸入ビジネスの独占、高い登録料金などにより、10年落ちのランドクルーザは3000万円、10年落ちんマークⅡは1000万円でした。
文民政権発足後、門戸開放及び法制の改正により、車価格がだいぶ下がって来ましたが、そのでも2013年現在、10年落ちの中古車は日本の新車並みの値段がします。
道路・信号未整備、保険がない
ミャンマー道路事情は非常に悪いです。ヤンゴン市内でも、でこぼこな道がたくさんあるし、郊外にでれば、道が殆ど舗装していません。
信号の整備も整っていません、中心部の交差点の信号でも、停電により信号機が灯らない場合がしばしばあります。さらに困るのは、信号機が誤作動で、赤青同時に灯る場合もあります。
ミャンマーは、長年の国際社会から孤立により、金融・保険制度も著しく遅れています。車の保険制度は殆どありませんでした。事故の場合、当事者の話し合いで解決します。
交通マナーが悪い
ミャンマーの交通マナーは余りよろしくないです。歩行者より車優先し、車同士でもお互い譲りあう精神が余りないようです。例えば、対向車線を横切って左折する際、対向車線が渋滞し進まない場合でも、左折車のためにスペースを開けてくれません。また、夜は殆どの車がハイビームのライトを照らせて、とても眩しいです。
レンタカー(ハイヤー)の利用が一般的
上記のミャンマー車事情により、外資系企業・駐在員たちは、レンタカーを利用するのが一般的です。レンタカーと言っても、車だけ借りるではなく、「車+運転手+燃料」をセットにして利用するのが一番便利で、日本のハイヤーと言うべきかも知れません。
日単位の利用はもちろん、月契約、年契約も出来ます。外部のレンタカー(ハイヤー)を使うことによって、経費の節約、仕事の効率化を図ることが出来ます。
「車+運転手+燃料」が一番
車だけを借りて、自分が運転すると思う方もいるかもしれませんが、上記の道路・信号事情、交通マナーの悪さ、及び保険制度のないことから、外国人自ら運転するのがとてもお勧めできません。
「車+運転手」を借りて、燃料は自分で負担もオプションの1つですが、思いがけない落とし穴が潜んでいます。それは、運転手はこっそり燃料を抜いて換金売りすることです。
ヤンゴンエリアでも、たくさんの「ガソリン買取」の店があります、ポリタンクとホースをおいて、車の燃料タンクからガソリンを吸い取って買い取ります。